「笑うと免疫力が高まる」ってよく耳にしますよね。
研究結果でもその効果は検証されているようです。
笑顔の効果は免疫力アップだけでなく、他にも沢山良い効果をもたらします^^
1)脳の働きが活性化
笑うと脳の海馬の容量が増えて、記憶力がアップします。また、笑いによって脳波のアルファ派が増えて脳がリラックスするほか、脳に流れる血液量が増加するので、脳の働きが活発になります。
2)血行促進
思いっきり笑った時の呼吸は、深呼吸や腹式呼吸と同じような状態です。体内に酸素が沢山取り込まれるため、血の廻りが良くなって新陳代謝も活発になります。
3)自律神経のバランスが整います
交感神経と副交感神経、この2つを「自律神経」と呼びます。交換神経は身体を緊張モードへ、副交感神経はリラックスモードにします。このバランスが崩れると、体調不良に傾きます。
通常起きている間は交感神経が優位になっていますが、笑うと副交感神経が優位になります。日中、緊張モードが続いているなって思った時は、笑うことで副交感神経のスイッチと切り替えて、敢えてバランス整える行動をする。おすすめです。
4)筋力がアップ
笑っている時は心拍数や血圧が上がり、呼吸が活発になりますので酸素消費量が増えます。「笑うことで内臓が体操している状態」と表現する医師もいます。
静かに過ごすより笑っているほうがカロリー消費量が多くなります。さらに大笑いするとお腹や頬が痛くなるように、腹筋・横隔膜・肋間筋・表情筋などを良く動かしていますので、筋力を鍛えることになります。
5)幸福感と鎮痛作用
笑うと脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌されます。この物質は幸福感をもたらすほか、モルヒネの数倍の鎮痛作用で痛みを軽減させる効果もあります